令和6年12月20日(金)福岡女学院看護大学敷地内で多数傷病者対応訓練を開催 想定内容は、「高齢者の運転する自家用車が、病院正面玄関に進入した 負傷者多数」 という内容で多数傷病者に対する対応訓練が行われました。
看護学生は、主に以下の役割で訓練に参加していただきました。 ●現場に居合わせた看護師(119通報、病院内ハリーコール、消防と連携して現場対応) ●ドクターカーで現場対応する看護師(消防から要請有 救護所でトリアージ等) ● 病院(救急処置室)の看護師(主に救急隊から傷病者を引継ぎ観察)
署内で実施する多数傷病者訓練では、傷病者は人形で、負傷程度が再現しにくいこと、病院連絡や傷病者を引き継ぐ相手がいないことから、実際の現場とは異なる環境下でしか訓練ができていません。今回、看護学生様、教員及び関係者の皆様のご協力により充実した訓練を開催することができました。意欲的な学生が中心となり、訓練中は活気がありました。
合同訓練を快く引き受けて下さった福岡女学院看護大学教職員の皆様、手を挙げて訓練に参加してくださった学生の皆様、その他関係者の皆様、本当にありがとうございました。
訓練スタート!現場を目撃した看護師が119通報、ハリーコール
実際に模擬119通報、院内(校舎内)でハリーコール
病院の正面玄関に車が進入し、負傷者が多数いる想定
消防が到着後、安全確認、二次災害防止、実態把握
現場本部に情報集約、指揮隊がドクターヘリ、ドクターカー、近隣消防本部への応援要請
医療機関の受入れ状況等を確認し、情報整理 活動方針を周知
危険な現場から応急救護所へ移動
要請されて駆け付けたドクターカー看護師及び医師が救急隊とコミュニケ-ションを図りトリアージ&応急処置&搬送順位決定